東京マラソン プレミアムメンバー
ONE TOKYO プレミアムメンバー
東京マラソンの大会概要が発表になる度に話題となる
『ONE TOKYOプレミアムメンバー』
プレミアム会員になる多くの人の目的は、
『東京マラソンに当選すること』
勿論、私もその一人。
東京マラソンにエントリーする全員が思ってるはずだ。
どうしたら東京マラソンに当選できるのか
更新時期になると毎年悩むこの問題。
東京マラソンの抽選方法は非公開であり、年齢やタイムの考慮がされているのか等全く謎である。だからこそ様々な『都市伝説』さえ飛び交う状態だ。
そこで今回、自分なりに検証してみることにした。
プレミア会員になると
プレミア会員になる時に考えることは主に2つ
①東京マラソンに当選しやすいかどうか。
②年会費4400円を払う価値があるのかどうか。
私の結論を先に言うと、
ランまるこの個人的見解:
『プレミアム会員になった方が、東京マラソンには当選しやすい』
その根拠は以下の2つ。単純だ
・プレミア会員の方がエントリーの機会が多いこと
・倍率が低いこと
東京マラソンは抽選なので、究極は「運」であることに間違いない。
だが、プレミアになると通常エントリーの抽選の機会が1回多いこと、またプレミア限定のイベント特典に東京マラソンの当選枠が設けられていること等、当選運が回ってくる確率が上がる。
私は過去3回当選しているが、1回はプレミアでのエントリー当選、そして1回はプレミア限定イベントでの特典当選である。
・2017年 プレミアム会員対象の追加抽選で当選
・2020年 一般で当選(➡2023年に出走権移行)
・2021年 プレミアム会員対象バーチャルランの出走権プレゼントで当選
このイベント当選を侮ることなかれ。
意外に周囲でもこのイベントにコツコツ申し込み、当選している人を私は数名知っている。
それでは、さらに過去倍率を検証して、さらにメリットデメリットの深堀をしてみよう。
まずは登録を考えている人へ、プレミアメンバーの登録条件から確認しておく。
プレミアムメンバーとは
プレミアムメンバーの登録条件:
『日本国内に居住し16歳以上、パソコンまたはスマホでONE TOKYOサイトの閲覧とメールの送受信ができる方。国籍は問わずだが、日本語でコミュニケーションが取れる方を対象』
年会費:4,400円(7月から翌年6月の一年間有効)
ONE TOKYOとは、ランナー・東京マラソンを支えるマラソンファン・ボランティアを対象とした会員制ランニングコミュニティである。無料で気軽に参加できるクラブメンバーと、有料特典が受けられるプレミアムメンバーで構成されている。東京マラソンを盛り上げるために各種のイベントなどを行っている。
《ONETOKYO 会員総数》
プレミアムメンバー+ クラブメンバー(一般)=619,632名
上記人数がすべてエントリーするわけではないが、例年3万人規模の定員で倍率10倍超なので、30万人は応募と考えると、約半分がエントリーするということか。
そして、一番知りたい正確な内訳は、残念ながら記載等なく不明(笑)
プレミアムメンバーのエントリー倍率
過去開催の東京マラソン当選の倍率を見てみる。
一般と比べるとプレミアム会員の倍率はやはり低め。
| | 一般 | プレミアム |
第1回 | 2007 | 3.1倍 | – |
第2回 | 2008 | 5.2倍 | – |
第3回 | 2009 | 7.5倍 | – |
第4回 | 2010 | 8.5倍 | – |
第5回 | 2011 | 9.2倍 | – |
第6回 | 2012 | 9.6倍 | 1人 – 5.4倍 ペア – 1.9倍 |
第7回 | 2013 | 10.3倍 | 8.2倍 |
第8回 | 2014 | 10.3倍 | 9.1倍 |
第9回 | 2015 | 10.7倍 | 9.4倍 |
第10回 | 2016 | 11.3倍 | 9.1倍 |
第11回 | 2017 | 12.2倍 | 9.6倍 |
第12回 | 2018 | 12.1倍 | 9.1倍 |
第13回 | 2019 | 12.1倍 | 8.8倍 |
第14回 | 2020 | 11.1倍 | ? |
第15回 | 2021 | – | – |
プレミアムメンバー(有料)とクラブメンバー(無料)の特典比較
この特典一覧表が非常にわかりやすい。
この一覧によるとプレミアムメンバーに与えられる主な特典は以下:
①ONE TOKYOの優先参加と限定イベント、参加料割引。
②東京マラソンでのプレミアムメンバーのみ対象のエントリー。
つまり出走権抽選のチャンスが通常より1回多く与えられる。
①に関しては、今回のTMFのバーチャルランでプレミアムメンバー対象だけのものがあり。
以下表通り、倍率は一番低かった。
それでは、今年2021に行われたONE TOKYOのイベントでの当選率をみてみよう。
TMF VIRTUAL RUN
先日行われたバーチャルランの結果:
指定期間内に指定距離を完走すると、2021東京マラソンの出走権が当選で付与される特典有り。
合計で1000名なので、かなりの人数だ。
イベント | 参加料 | 出走権付与 | 参加人数 | 倍率 |
プレミアムメンバー限定(HALF) | 無料 | 100名 | 681人 | 6.81 |
2021 Virtual HALF | ¥1500 | 300名 | 2,658人 | 8.86 |
2021 Virtual MARATHON | ¥1500 | 600名 | 5,087人 | 8.47 |
プレミアム会員対象の通常のエントリーでも8~9倍程度なので、今回のプレミアム限定のバーチャルランはそれよりも更に低倍率であった。そして実際に、私もこのプレミア対象バーチャルランで当選した。
プレミアム会員のメリット
①東京マラソンの抽選のチャンスが多い。
②またエントリー時の抽選の倍率、他のイベントの倍率共に低い。(つまり当選の確率が高いということ。)
プレミアム会員のデメリット
デメリットは費用面(年間00)のみ
尚、クレジットカード払の場合の翌年以降も自動更新となるため注意が必要。
退会希望の場合は事務局に連絡する必要あり。
まとめ
私の個人的見解:「東京マラソン出場のチャンスを広げたいなら、プレミアムメンバーに登録した方が有利。4400円払う価値はある。」
あくまでも私の個人的見解。
私自身がプレミアメンバーになってから複数回当選しているので、そう考えてしまうが、もし何年も会費だけ払い続けて一度も当選しなかったら、また違った見解になるかもしれない。
ただ、確実に言えるのは、数字的にプレミアムメンバーの方が倍率が低い=当選の確率が高いということ。
今年の2021の東京マラソンは、大会要項を見る限り、スマホ必携や手荷物預かり無し等、今迄とは違った開催になりそうだが、このコロナ禍、開催の希望があるだけでワクワクする。
東京のド真ん中を走れるチャンスは東京マラソンだけ。一度走って感激した私としては、プラス4400円払う価値のある大会、東京マラソンは魅力的な大会であることに間違いない。走れるうちは、せっせと働いて、4400円を払い続けるつもりである。
50代の私、あと何回東京マラソンに出ることが出来るだろうか。
払えるうちは健康な証拠と前向きにとらえることにしよう。
end