1マイルで世界に挑む
1マイルレース
ワールドマラソンメジャーズ・グローバルRUNクラブの1マイルレースに出場した。オンライン上で世界で競う1マイルレースだ。オンラインマラソンは初の私(笑)。
世界で競うというので「楽しそう💛」とエントリーしてみた。
しかし、そもそも遅い私…こんな私でも出場できるのか。
エントリー料も0円、参加資格も無し。
参加資格は、ガーミン等計測アプリと連携できること。
すばらしい~!(拍手)
それに、性別・年代別の順位も判る。
世界の人たちとつながるまさにグローバルRunって感じ。
既にウキウキの私。
競技というよりすっかりお祭り気分だ。
参加要項など詳細は以下の通り:
迎えた当日。
旦那が一緒に走ってくれるという。
ありがたい。
制限時間もないから「のんびりジョギングペースで楽しんで走ろう!」と思う私。
飲み物位持ってったら?
いらない。だって1マイルでしょ。のんびりジョギングペースで楽しく走るもん。私は世界でビリでもいいんだし
・・・㌔7分位かな?
いい天気だ☀。河川敷で準備体操。
平日月曜の昼休み、人は少ない。
ガーミンをセットして、さぁスタート! 楽しむぞ~♪
しかし、予想もしない展開が訪れる…
最初の出だしはゆっくり入る。
しかし旦那のペースは少し早め。
ガーミンを見ると、㌔6分30、想定ペースより30秒も速いではないか!
おいおい話が違うよ~旦那さぁん…(汗)と心の中で思いつつ、ついていく。
すると・・・
今も世界で、みんな走ってるんだ。頑張ろう!
と『笑顔』の旦那。
えっ、『のんびりジョグ』って言ったよね、話が違うんですけど・・・と心で叫ぶ私。
すると、今まで横並びで走っていた旦那、いきなり私の前に出て、明らかにギアを3段階上げる。
はっ、速いよ~(焦)
すると、驚くようなゲキがとんだ・・・
俺が川内勇輝で、お前は一山麻緒だっ!
ひぃ~!!!
日曜日の大阪国際女子マラソン、大会新記録を出した一山選手、そしてそのペーサーを最後まで務めた川内選手(もちろん岩田選手も)、みんなかっこよかったなぁ、
チームって感じで、本当に食い入るようにテレビにかじりつきで見た。一山選手の走る姿は本当に綺麗だし素敵。
しかし、今、そんなセリフを旦那の口から聞こうとは・・・
旦那、さらにペースが上がる。ひぃ~!
すっかり川内選手になりきってるぞ。
だが、『お前は一山だ』と言われても、私50代…どう考えても一山選手の母親世代なんですけど…。そして頭の中で年齢計算が始まる・・・
「私がもし16で産んでたら、で、子供がまた16で産んでたら・・・」
「…いや、私が今計算すべきは、そんなことじゃない、ペース計算だろっ」と、ハッと我に返る。
いつも走りながら、余計なことばかり考えているから、遅いのがさらに遅くなるのだ。
旦那が川内選手をまねて、少し後ろを向き、私に声をかける・・・
「ガンバレ、ガンバレっ」
私はゼーバー、息が上がる。
あそこがゴールだ!と旦那、右手を上げ、👉でさす。
もう息があがって、足が動かない!
ゴーーーーーーール finish!!!!!
50過ぎの、猫背のおばさんが 腰が落ちたフォームで懸命に走る。
いったい、周りからみたら、なんだと思うだろう。
激しいリハビリか❔と思われるだけだ(笑
しかし、結果はなんと!㌔5分台。
素直に嬉しい。
そして、すぐにその時点の速報も頂ける。
最終的なランキングも楽しみだ。
これはまた参加したい。
【後日談】:旦那が最後右手を挙げたシーン、実は大阪国際女子マラソンの長居競技場に入る最後で、川内選手が右手を上げて👉さしていた。
旦那、芸が細か過ぎる・・・。